2025-07-28 summaries in Japanese
目次
Change Highlight Color in Eclipse | Baeldung
Eclipseでのハイライトカラーの変更方法 | Baeldung
このチュートリアルでは、Eclipse IDEにおける様々な要素のハイライトカラーを変更する方法を解説します。これにより、可読性を向上させ、コーディング環境をパーソナライズできます。
1. はじめに
Eclipseでのハイライトカラーの変更は、キーワード、文字列、コメントなどの構文要素、テキストの選択範囲、変数やメソッドの繰り返し出現箇所、検索結果などを強調表示するために使用される色をカスタマイズすることを意味します。
2. 構文色の変更
- 手順: Window > Preferences から開始し、対象の言語(例:Java)の設定に移動します。
- 設定項目: Java > Editor > Syntax Coloring で、キーワード、コメント、文字列、メソッド、クラスなどの要素の色を変更できます。
- 変更方法: 各要素を選択し、右側のカラーボックスをクリックして色を選択。スタイル(太字、斜体、取り消し線、下線)も調整可能。
- 適用: Apply and Close で変更を保存します。
3. 検索結果のハイライトカラーの変更
- 手順: Window > Preferences > General > Editors > Text Editors > Annotations に移動します。
- 設定項目: Search Results を選択し、カラーボックスをクリックして色を変更。
- 適用: OK で変更を適用します。
- 確認: Ctrl+H で検索ダイアログを開き、検索語句を入力して検索を実行。
4. マーク出現箇所のハイライトカラーの変更
- 機能: 変数や要素を選択すると、Eclipseはすべての出現箇所を自動的にハイライト表示します。
- 手順: Window > Preferences > General > Editors > Text Editors > Annotations に移動します。
- 設定項目: Occurrences を選択し、カラーボックスをクリックして色を変更。
5. 現在の行のハイライトカラーのカスタマイズ
- 機能: カーソルがある行を強調表示します。
- 手順: Preferences > General > Editors > Text Editors に移動します。
- 設定項目: AppearanceのCurrent line highlight で色を変更。
6. テキスト選択色の変更
- 機能: テキストを選択した際の背景色と文字色をカスタマイズします。
- 手順: Preferences > General > Editors > Text Editors に移動します。
- 設定項目: Appearance color options のSelection background と Selection foreground を変更。
7. マッチングブラケットのハイライトのカスタマイズ
- 機能: 対応するブラケットをハイライト表示し、コード構造を理解しやすくします。
- 手順: Preferences > Java > Editor に移動します。
- 設定項目: Matching brackets highlight color を変更。
8. デバッグハイライトカラーの変更
- 機能: ブレークポイントや実行中の行をハイライト表示します。
- 手順: Preferences > General > Editors > Text Editors > Annotations に移動します。
- 設定項目: Breakpoints や Debug Current Instruction Pointer などの色を変更。
9. デフォルト色の復元
- 機能: 設定した色が気に入らない場合、元の設定に戻すことができます。
- 方法: ほとんどの色設定パネルの下部にある Restore Defaults ボタンをクリックします。
10. まとめ
この記事では、Eclipseでの構文色、検索結果、テキスト選択、マッチングブラケット、デバッグインジケーターなどのハイライトカラーの変更方法を解説しました。これらの設定により、エディターをカスタマイズし、コードの可読性、ナビゲーション、デバッグを効率的に行うことができます。
How to Avoid Busy-Waiting in Java | Baeldung
このチュートリアルでは、Javaにおけるビジーウェイトを回避する方法について解説しています。
1. ビジーウェイトとは
ビジーウェイトとは、スレッドが条件が真になるまでループ内で条件を積極的に確認し続けることです。これは、スレッドが多くの作業をすることなく、リソースを継続的に使用するため、非効率的です。
2. ビジーウェイトの例
テストケースを通じて、ビジーウェイトがどのように発生し、CPUリソースを浪費する可能性があるかを示しています。workerスレッドが作業を行い、フラグを更新しますが、メインスレッドはフラグが真になるまでループで待ち続けます。これにより、カウンタが継続的に増加し、メインスレッドがビジーウェイトしていることが分かります。
3. ビジーウェイトを回避する方法
ビジーウェイトを回避するための、より効率的なブロッキングメカニズムが紹介されています。
-
3.1. 伝統的な方法:
wait()
とnotify()
Object
クラスから継承されるwait()
とnotify()
メソッドの使用方法を説明しています。スレッドはwait()
を呼び出すと、JavaのスレッドライフサイクルでWAITING状態になり、他のスレッドから通知されるまで一時停止します。この方法では、wait()
は、スプリアスウェイクアップ(通知や中断なしにスレッドが再開される状況)に対処するために、条件を再確認するループ内に入れることが推奨されます。workerスレッドがタスクを完了すると、共有フラグを設定し、notify()
を呼び出して待機スレッドを起動します。 -
3.2. 近代的な代替手段
より高度な並行性ツールを使用して同期を簡素化する方法を紹介しています。
CountDownLatch
:await()
でブロックし、別のスレッドがcountDown()
を呼び出すまで待機できます。CompletableFuture
: 非同期でタスクを実行し、完了時に通知します。Lock
とCondition
:synchronized
ブロックよりも柔軟な制御を提供します。スレッドは条件で待機し、準備ができたときにシグナルを受け取ります。- その他:
Semaphore
、CyclicBarrier
、Phaser
などのブロッキングツールも、高度な調整タスクに使用できます。
4. まとめ
ビジーウェイトは、マルチスレッドシステムでCPUリソースを浪費する可能性があります。適切なブロッキングメカニズムを使用することで、ビジーウェイトを回避し、より効率的なマルチスレッドコードを記述できます。
Introduction to Smithy | Baeldung
Smithyの概要 - Baeldung
概要:
この記事では、APIの定義に特化したインターフェース定義言語 (IDL) であるSmithyについて解説しています。Smithyは、APIの定義からクライアントSDKやサーバーサイドスタブを自動生成するツールを提供しており、API開発を効率化できます。この記事では、Smithyの基本的な概念、IDLの書き方、コード生成の手順について説明しています。
主な内容:
-
Smithyとは:
- APIを言語とプロトコルに依存しない形式で記述できるIDL。
- Amazonによって開発され、API定義からSDKやコードを自動生成するツールを提供する。
- OpenAPIやRAMLと同様の役割を持つが、リソースベースのAPIを前提とし、トランスポートやシリアライゼーションには柔軟性を持たせる。
-
Smithyファイル:
- Smithy IDL形式で記述された
.smithy
ファイルでAPIを定義。 $version
、namespace
、resource
、operation
、service
などのキーワードを使用してAPIの構造を表現。- 例として、Bookリソースの定義、CRUD操作(Create, Read, Update, Delete)の定義方法を紹介。
- 非ライフサイクル操作 (例: book recommend) の定義方法。
- Smithy IDL形式で記述された
-
コード生成:
- SmithyファイルからクライアントSDKとサーバーサイドスタブを自動生成。
- Gradleプラグインを使用し、Javaコードを生成する手順を説明。
smithy-jar
、smithy-base
、smithy-build
などのプラグインの追加方法。smithy-build.json
ファイルの設定方法 (APIプロトコル、クライアント/サーバーコード生成プラグインの設定など)。- クライアントSDKの生成:
java-client-codegen
プラグインを使用。 - サーバーサイドスタブの生成:
java-server-codegen
プラグインを使用。 - サーバーサイドの実装: 生成されたインターフェースを実装するクラスを作成し、HTTPサーバーを起動することでAPIを完成させる。
-
コード生成の具体的な手順:
- Smithyファイルを記述し、Gradleビルドファイルを設定する。
- APIプロトコル (例: AWS restJson1) を指定し、HTTPメソッドとURIを定義する。
- クライアントSDKまたはサーバーサイドスタブを生成するための設定を
smithy-build.json
ファイルで行う。 - 生成されたコードをGradleでコンパイルし、クライアントまたはサーバーアプリケーションを実装する。
-
結論:
- Smithyを使用することで、API定義からSDKやサーバーサイドスタブを自動生成し、API開発を効率化できる。
- GitHubで提供されているサンプルコードを参照することで、より詳細な情報が得られる。