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2025-07-25 summaries in Japanese

Growthbook joins the Vercel Marketplace - Vercel

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GrowthBookがVercel Marketplaceに統合されたというニュースの要約です。

  • 内容: オープンソースの実験プラットフォームであるGrowthBookが、Vercel Marketplaceでネイティブ統合として利用可能になりました。これにより、Vercelプロジェクトに最小限の設定で機能フラグとA/Bテストを簡単に実装できます。
  • 主な利点:
    • Flags SDKと@flags-sdk/growthbookアダプターを使用して、コード内でフラグを宣言できる
    • 機能フラグをVercel Edge Configに直接同期し、低遅延の評価を実現できる
    • GrowthBookのウェアハウスネイティブA/Bテストプラットフォームを使用して、独自のデータを活用できる
  • その他: テンプレートを利用することで、ワンクリックでセットアップし、統合された請求で利用を開始できます。

Java Weekly, Issue 604 | Baeldung

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Java Weekly, Issue 604 の詳細な要約

この Java Weekly の Issue 604 は、2025 年 7 月 24 日に更新されました。内容は以下の通りです。

1. Spring と Java

  • JEP 515: Ahead-of-Time Method Profiling: JDK 25 に搭載される、AOT (Ahead-of-Time) の重要な機能に関する情報。以前の実行で収集された実行プロファイルを AOT キャッシュを通じて使用し、JIT コンパイラが起動時にホットメソッドを即座に最適化することで、ウォームアップ時間を短縮し、起動パフォーマンスを向上させます。
  • Spring Cloud Stream: Event-Driven Architecture – Part 1: 高い応答性を持つ e-commerce アプリケーションの構築における Spring Cloud Stream の活用。ピーク需要への対応に役立ちます。
  • その他関連する記事へのリンク: Spring AI 1.0、LangChain4j を使用した RAG アプリケーションの作成、Spring Data JDBC と R2DBC 4.0 の Composite IDs サポート。

ウェビナーとプレゼンテーション:

  • Stable Values API のプレビュー、Foojay Podcast #76、A Bootiful Podcast (Tasha Isenberg と Jason Konicki)、Java Gets a JSON API、Java Security Evolution。

アップグレード:

  • Spring Data 2025.0.2 および 2024.1.8、Spring Framework 7.0.0-M7、Quarkus 3.24.4、Jetty.project 12.1.0.beta2、Elasticsearch 9.0.4、Zuul v3.1.4、Micronaut Core 4.9.8。

2. 技術と考察

  • Generative AI in software and essaying: 大規模言語モデル (LLM) がコーディングツールとして進化しつつあること、その利点と限界について。AI に対する過度な期待と懐疑論の両方を批判しています。
  • その他関連する記事へのリンク: 次世代プログラマーの歓迎、AI へのプロンプト改善によるコード品質向上、異なる言語間のパターンマッチング。

3. 今週のおすすめ

  • Learn Maven: Baeldung が最近リリースした "Learn Maven" についての紹介。

1Password と遺言保管制度を用いたデジタル終活 | blog.jxck.io

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1Passwordと遺言保管制度を用いたデジタル終活

概要

インターネット上の活動が活発なエンジニアである筆者が、自身の死後、遺族が困らないようデジタル遺品を整理・処分する「デジタル終活」について、1Passwordと法務局の自筆証書遺言保管制度を組み合わせた独自の方法を提案しています。本記事は、法律の専門家ではなく、遺族の負担を減らすことを目的としています。

背景と問題点

筆者は、メールアドレス、SNSアカウント、ドメイン、サブスクなど、遺族が把握しにくいデジタル遺品を多数抱えています。遺族がこれらの遺品を適切に処分することは難しく、コミュニティやOSSの消滅、サブスクの支払い停止による問題、未読メールの放置など、様々な問題が発生する可能性があります。

デジタル終活の目的とエンディングノート

筆者のデジタル終活の目的は、死後に迷惑をかける人を減らすことです。特に、デジタル遺品の適切な処分方法を遺族に伝えることが重要だと考えています。そのため、デジタル遺品の情報をまとめた「エンディングノート」が不可欠となります。従来のエンディングノートは物理的なものが多いですが、デジタル遺品には不向きなため、デジタル版のエンディングノートが必要となります。

1Passwordの活用とエンディングノートの課題

デジタルエンディングノートの課題として、アカウント情報(パスワードなど)の管理や、生前に共有できない点があります。これらの問題を解決するために、筆者は1Passwordをエンディングノートのプラットフォームとして活用することにしました。1Passwordにすべてのパスワードや関連情報を集約し、各アイテムにエンディングノートを記載することで、最新の情報を確実に紐づけることができます。

自筆証書遺言保管制度の利用

1Passwordの情報を遺族に伝える手段として、筆者は法務局の「自筆証書遺言保管制度」を利用します。これにより、確実に自身の死をトリガーし、遺言を通じて1Passwordのクレデンシャルを遺族に伝えることができます。遺言には1Passwordへのログイン情報や、デジタル遺品の処分方法を記載したエンディングノートへの参照を含めます。

具体的な手順とメリット

  1. 1Passwordでデジタル遺品の情報をまとめたエンディングノートを作成します。
  2. 引き継ぎ用のアカウントを作成し、遺族と共有するVaultにエンディングノート対象のアイテムをShareします。
  3. 遺言書を作成し、自筆証書遺言保管制度を利用して法務局に保管します。遺言には、1Passwordへのログイン情報と、エンディングノートの参照を記載します。
  4. 筆者の死後、遺族は遺言の通知を受け、法務局で遺言のコピーを受け取ります。
  5. 遺族は遺言に記載された1Passwordの情報を利用し、エンディングノートを参照してデジタル遺品を処分します。

この方法には、以下のようなメリットがあります。

  • デジタル遺品の情報を安全に管理し、確実に遺族に伝えることができる。
  • 遺言の更新なしに、1Password内の情報をいつでも更新できる。
  • 万が一の事態(震災など)で、アカウントのリカバリが可能になる。

今後の展望と注意点

筆者は、この方法が実際に機能するかどうかを検証する手段はありません。もし、筆者の死後、遺族から連絡を受けた場合は、この方法が成功したことを知ることになります。また、本記事はあくまで一例であり、より良い手段や、改善案が生まれることを期待しています。

免責事項

本記事は、法律の専門家によるものではなく、法的に有効な遺言の作成について言及していません。あくまで、遺族の負担を減らすことを目的とした、筆者の個人的な試みです。