2025-07-24 summaries in Japanese
目次
Build your own AI app builder with the v0 Platform API - Vercel
v0 Platform APIで独自のAIアプリビルダーを構築する方法 - Vercel
この記事は、Vercelが提供する「v0 Platform API」を使用して、独自のAI生成アプリを構築、拡張、自動化する方法について解説しています。
v0 Platform APIとは?
- v0.devを支えるインフラへのプログラマチックなアクセスを提供するREST APIです。
- 自然言語からのフルスタックWebアプリ生成、既存機能へのコード生成の統合、LLM生成UIを基盤とした新製品の開発を可能にします。
- プロンプトからプロジェクト、コードファイル、デプロイまで、v0のコード生成ライフサイクル全体をラップしています。
- 各アプリはv0.devのチャットリンクと連携し、様々な機能を提供します。
- 自然言語からのアプリ生成
- 独自のコンテキスト(ソースコード、Git、shadcnレジストリからのファイル、添付ファイルなど)の利用
- Vercelプロジェクトの作成、チャットへのリンク、デプロイのトリガー
v0 Platform APIの使い方
- v0 SDK (TypeScriptライブラリ) を使用すると、APIとの連携が容易になります。
- APIキーを取得し、環境変数
V0_API_KEY
に設定します。 - SDKを用いて、v0のAIコード生成機能をアプリケーションに統合できます。
- 生成されたファイルへのアクセスや、デモURLを利用したiframeへの表示などが可能です。
Platform APIで何ができるか?
- v0をヘッドレスアプリビルダーとして利用できます。
- すでに、以下の用途に活用されています。
- ユーザーがサイトを記述して、本番環境対応のコードを取得できるWebサイトビルダー
- デプロイされたWebアプリケーションを返すSlackおよびDiscordボット
- プロンプトからアプリへのワークフローを構築するVSCodeプラグインとCLI
- 自然言語からUIコンポーネントを生成する、分析ツールやCRMツールへの組み込みフロー
- ユーザーの意図を読み取り、ライブアプリとデモリンクを返すカスタム開発環境とエージェント
開始方法
- v0 Platform APIテンプレート(Next.jsアプリケーション)を利用して、プロジェクト管理、チャット履歴、リアルタイムアプリ生成などの機能を実装できます。
Executing SQL Scripts in H2 Database | Baeldung
H2データベースでSQLスクリプトを実行する方法
この記事では、Spring BootアプリケーションでH2インメモリデータベースを使用する際に、SQLスクリプトを実行する様々な方法について解説しています。
1. JDBC URLでのスクリプト指定:
- H2データベースでは、JDBC URLに
INIT
句を追加することで、データベースの初期化時にSQLスクリプトを自動実行できます。 INIT=RUNSCRIPT FROM 'classpath:/sql/init_my_db.sql'
のように記述することで、クラスパス上のSQLスクリプトを実行できます。- 絶対パスでスクリプトを指定するには、
file:
プレフィックスを使用します。
2. Spring Bootの組み込みスクリプト検出: schema.sqlとdata.sql:
- Spring Data JPAを使用している場合、Spring Bootはクラスパスから
schema.sql
とdata.sql
という特別なファイルを自動的に検出し、実行します。schema.sql
: スキーマ定義(テーブル作成など)data.sql
: 初期データ投入
schema.sql
が先に実行され、次にdata.sql
が実行されます。- これらのファイルの場所を変更するには、
spring.sql.init.schema-locations
とspring.sql.init.data-locations
プロパティを設定します。 - 自動検出を無効にするには、
spring.sql.init.mode
をnever
に設定します。
3. EntityManagerによるSQLスクリプトの動的実行:
EntityManager
を使用して、ネイティブクエリ経由で H2 のRUNSCRIPT
コマンドを実行することで、SQLスクリプトをプログラム的に実行できます。entityManager.createNativeQuery("RUNSCRIPT FROM 'classpath:/sql/add_cities.sql'").executeUpdate();
のように記述します。RUNSCRIPT
コマンドは、クラスパスまたはファイルシステムからSQLファイルを読むことができます。RUNSCRIPT
コマンドを実行するには、executeUpdate()
メソッドを呼び出す必要があります。getResultList()
などのメソッドを呼び出すと例外が発生します。
結論:
この記事では、H2データベースでSQLスクリプトを実行する3つの主要な方法を解説しました。JDBC URLの INIT
句、EntityManager
を使用した動的実行、Spring Bootの schema.sql
と data.sql
のサポートなど、それぞれの方法にはテストのライフサイクルにおける特定のニーズに対応する利点があります。これらの戦略を活用することで、よりクリーンでメンテナンス性の高い統合テストを作成し、最終的にはより堅牢なアプリケーションを構築できます。
Creating an AI Agent in Java Using Embabel Agent Framework | Baeldung
このBaeldungの記事は、JavaでAIエージェントを作成するためのEmbabel Agent Frameworkを紹介しています。
概要
記事は、クラウドネイティブJavaアプリケーションの構築に役立つAzure Container Appsや、ワークフローオーケストレーションプラットフォームOrkesの紹介から始まり、AIエージェントの重要性を強調しています。そして、Embabel Agent Frameworkを使用して、目標指向のアクションプランニング(GOAP)を通じて、LLMと外部ツール間の複雑なワークフローを調整するAIエージェントを簡単に作成する方法を解説しています。
Quizzardエージェントの構築
具体的な例として、ブログ記事からクイズを生成する「Quizzard」エージェントを構築する手順が示されています。
- プロジェクトのセットアップ: Embabel Agent Starterの依存関係を追加し、Embabelのスナップショットリポジトリをpom.xmlに設定。LLMモデル(Claude-Opus)を設定し、Anthropic APIキーを環境変数に設定します。
- プロンプトテンプレートの定義: クイズの生成要件を明確に記述したプロンプトテンプレートを作成し、ブログタイトルとコンテンツのプレースホルダーを準備します。
- エージェントの作成:
@Agent
アノテーションでエージェントとして宣言します。fetchBlogContent
アクション:@Action
アノテーションでマークし、WebからブログコンテンツをFetch MCPサーバーを使用して取得します。generateQuiz
アクション:@Action
と@AchievesGoal
アノテーションを使用し、取得したブログコンテンツからクイズを生成します。
エージェントとの対話
@EnableAgentShell
アノテーションを使用してインタラクティブシェルモードを有効にし、execute
コマンドでエージェントにリクエストを送信する方法を解説しています。ログを通じて、エージェントが計画を立て、アクションを実行し、最終的にクイズを生成する様子を確認できます。また、トークン使用量やコストなどのメトリクスも表示されます。
まとめ
記事は、Embabel Agent Frameworkを使用して、Webコンテンツの取得とクイズ生成を行うQuizzardエージェントのような、マルチステップエージェントを構築できることを示しています。GitHubで利用可能なコード例へのリンクも提供しています。