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2025-05-14 summaries in Japanese

Improved v0 pricing - Vercel

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Vercelのv0価格がトークンベースに改定

この記事は、Vercelのv0(生成AIツール)の価格体系が、これまでの固定メッセージ数ベースから、入力と出力のトークン数に応じた従量課金制に改定されたことをアナウンスしています。

変更点:

  • トークンベースの課金: 入力と出力のトークン数に応じてクレジットが消費されるようになり、利用者の成長に合わせたより予測可能な料金体系となりました。
  • 無料枠の拡充: 無料プランの利用可能量が向上しました。
  • 既存ユーザーへの影響: 既存のv0ユーザーは、次の請求期間から自動的に新しい価格体系に移行します。
  • 新規ユーザーへの影響: 新規ユーザーは、改定された価格体系から利用を開始します。

価格とクレジットの仕組み:

  • 各v0プランには、毎月一定のクレジットが含まれます。
    • 無料ユーザー: 月額$5相当のクレジット
    • プレミアムユーザー: 月額$20相当のクレジット
    • チームプランの各ユーザー: 月額$30相当のクレジット
  • クレジットは、入力と出力のトークン数に応じて消費されます。
    • 長いプロンプトや大きな出力ほど、多くのトークンが消費されます。
    • v0は、チャット履歴、ソースファイル、Vercel固有の知識などのコンテキストを含めるため、高品質な応答ほど多くのトークンが使用される可能性があります。
  • プレミアム、チーム、エンタープライズプランのユーザーは、必要に応じて追加のクレジットを購入できます。
  • 購入したクレジットは1年間有効で、チームおよびエンタープライズプランではチーム内で共有できます。
  • 利用状況と残りのクレジットは、プロジェクト設定で確認できます。
  • チームおよびエンタープライズプランのオーナーは、チーム全体の利用状況を追跡できます。

今後の予定:

  • 本日より、すべてのv0の利用がトークン単位で計測されます。
  • 価格の詳細は、v0の価格ページで確認できます。

New one-click AI bot managed ruleset - Vercel

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VercelがAIボット対策のワンクリックルールセットを提供開始

この記事は、Vercelが、GPTBot (OpenAI), ClaudeBot (Anthropic), PerplexityBot, Bytespider (ByteDance)などのAIクローラーやスクレイパーをワンクリックでブロックできる「AIボット管理ルールセット」を発表したことを伝えています。

主な内容:

  • ワンクリックでAIボットをブロック: 設定は簡単で、トグルスイッチをオンにするだけです。
  • 無料プランでも利用可能: 全てのVercelプランで無料で利用できます。
  • 自動更新: Vercelがルールセットを管理し、新しいクローラーが出現した場合も自動的に更新されます。
  • パフォーマンスへの影響なし: 正当なトラフィックには影響を与えません。
  • Bot Filterとの組み合わせ推奨: より完全な保護のため、ユーザーエージェントを偽装したり、適切な識別ヘッダーを省略するAIボットをブロックするBot Filterとの併用が推奨されています。
  • AIボットによる問題: AIクローラーは、インフラコストの増加、著作権侵害、データ利用に関する懸念を引き起こす可能性があるため、対策が必要となっています。
  • robots.txtの問題点: 多くのAIクローラーはrobots.txtなどの指示に従わないため、手動での対策は効果的ではありません。
  • 既存のテンプレートからの移行推奨: 以前「Block AI Bots」テンプレートを使用していた場合は、新しい管理ルールセットに切り替えることが推奨されています。
  • より高度な制御: より詳細な制御が必要な場合は、ワンクリックAIボットフィルターと、細かな条件設定やレート制限を組み合わせることも可能です。

要するに、Vercelは、AIボットによるWebサイトへの影響を軽減するために、ワンクリックで簡単に導入できる、より効率的な保護機能を提供し始めたということです。


Resources tab allows instant searching and filtering of functions, middleware, and static assets - Vercel

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Vercel ダッシュボードの「Resources」タブ概要

この記事は、Vercel ダッシュボードにおける「Resources」タブの導入について解説しています。

主な内容:

  • Functions タブの置き換え: 「Resources」タブは、以前の「Functions」タブに代わり、デプロイメントの詳細情報をより包括的に表示します。
  • 表示項目: デプロイメント内で、以下の情報を確認、検索、フィルタリングできます。
    • ミドルウェア: 設定されたすべてのマッチャー
    • 静的アセット: HTML、CSS、JS、画像、フォントなど、ファイルとそのサイズ
    • 関数: タイプ、ランタイム、サイズ、リージョン
  • 機能の強化: 各関数に対して、3点メニュー (...) を通じて、Logs、Analytics、Speed Insights、Observability タブに直接アクセスし、絞り込み表示できます。
  • 目的: デプロイメントの可視性と管理性を向上させることを目指しています。

この記事は1分で読める簡潔な情報提供であり、Vercel ダッシュボードでのデプロイメント管理を効率化するための重要な変更点を示しています。